美しいディカプリオをもう一度!『タイタニック』以来15年ぶりの恋愛映画!
レオナルド・ディカプリオが歴史的大作となった映画『タイタニック』以来15年ぶりに恋愛映画に挑戦した『華麗なるギャツビー』の日本版予告編が公開された。共に公開された写真は、『ロミオ&ジュリエット』『タイタニック』の当時のディカプリオをほうふつさせている。
これまでにも幾度となく映像化されてきたF・スコット・フィッツジェラルドの代表作を、1996年に全米公開された『ロミオ&ジュリエット』以来2度目のディカプリオとのタッグとなるバズ・ラーマン監督が映画化する本作。
禁酒法が敷かれた1922年のニューヨークを舞台に、高級住宅地へと引っ越してきた青年ニック・キャラウェイの視点で、毎夜豪華なパーティーを主催する隣の大邸宅の主ジェイ・ギャツビーと、ジェイの過去の恋人デイジー・ブキャナン、デイジーの現在の夫との関係が切なく描き出されていく。
今回公開された日本版予告編では、『ムーラン・ルージュ』でミュージカル映画ブームの火付け役となったラーマン監督のセンスが光る。しかし、豪華絢爛なパーティーとそれを彩るリズムの良い音楽とは対照的に、ジェイとデイジーの私生活はどこかはかなげ。ジェイのことを「いつも美しいのね。綺麗なシャツを着て」と言うデイジーは、現在の夫を愛したことなどないという。予告編の最後に響く、デイジーの「二人だけの世界で生きたかった」という言葉が印象的だ。
ジェイ・ギャツビー役にディカプリオがふんし、『スパイダーマン』シリーズのトビー・マグワイアがニック・キャラウェイ役を、『17歳の肖像』『ドライヴ』のキャリー・マリガンがデイジー・ブキャナン役を務めた本作。ディカプリオが演じる新たな悲恋の結末を見守りたい。(編集部・島村幸恵)
映画『華麗なるギャツビー』は2013年2月 2D / 3D全国公開