AKB秋元才加、いじめに遭った過去…感情を押し殺し続けるとそれに慣れてしまう
AKB48の秋元才加が、自身のオフィシャルブログで過去のいじめ経験を告白し、いじめられている人々に「負けないでね」とメッセージを送っている。
滋賀県大津市のいじめ事件を受け、ボクシングの内藤大助や押切もえ、乙武洋匡など、各界の著名人がいじめに悩む子どもたちへ言葉を投げ掛けている朝日新聞のコラム「いじめられている君へ」。29日付けのブログで秋元は、「読んでいただけると嬉しいです」と同連載への寄稿を報告すると「私もいじめられている君への中の一人でした」(原文ママ)と明かした。
連載では、小学校時代に目立つのが好きで、安室奈美恵のような格好をしていたことからいじめられていたと振り返っている秋元。24歳になった思いをつづった28日のブログでも、「小学校の時なんかは…誰の心にも私は居なくて忘れられてるんだって思ってたから」と疎外されていた当時のつらい心境を明かしていた。
そのため、最近まで嫌われるのを怖がるあまり、自分の意見を押し込めて黙っていることが多かったといい、ブログでは「意見も自分の感情も押し殺していたらそれに慣れてしまう」と真に迫るコメント。「自分は自分だ、個性って素晴らしいって思うのに私は最近までかかったけど…皆には少しでも早く気づいてほしいな」とつづった。
さらに「誰かが分かってくれるなんて待ってちゃだめだ」という秋元は、子どもたちに向け、自分の気持ちを周囲に伝えてほしいとアドバイス。もちろん、その相手を見つけることの難しさを理解しながらも、「誰かれ構わず話してみてって言ってる訳じゃない。じーっと静かに自分の周りを見つめてみよう」「きっと見つけられるはず。負けないでね」とメッセージを送っている。(西村重人)