織田裕二、「踊る」完結への寂しさを吐露 青島俊作として15年間振り返る
4月に開局したNTTドコモのスマートフォン向け放送局NOTTVにて独占放送される「踊る大捜査線」シリーズの完全新作「係長 青島俊作2 事件はまたまた取調室で起きている!」の完成記念試写会が、3日丸ビルホールにて行われ、15年間、主人公・青島俊作役を務めてきた織田裕二が、完結への思いを語った。
織田裕二&夏帆出席!-「係長 青島俊作2 事件はまたまた取調室で起きている!」完成記念試写会写真ギャラリー
本作は、9月1日に放送されるスペシャルドラマ「踊る大捜査線 THE LAST TV サラリーマン刑事と最後の難事件」の1か月前、9月7日に公開される『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』の2か月前を描いた完結への序章となる作品。湾岸署管内で発生した商店街会長の傷害事件の犯人を名乗る人物が次々と青島の下を訪れ、青島を困惑させていく。
密室での会話劇となる本作では膨大な量のせりふを覚えなければならないなど、苦労もあったことを明かした織田。テレビドラマや映画とは異なり、スマートフォン向け放送局で放送される本作だが、「何もない取調室が舞台なので、映画とは真逆。逃げ場はない、芝居しかないんだという思いで真剣に取り組んだ」とその撮影を振り返った。
そして、完結編となる映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』については、「寂しい気持ちもありますが、最後に皆さんに絶対喜んでもらうんだという気持ちでいっぱい」と自信のコメント。「現場はいつも和気あいあいだった。真剣なときもあり、まるで部活のようだった。続いたことで、お客さまと一体感が生まれ、一緒に育ててもらった15年間だった。部活感をもう味わえないのは寂しい」と正直な思いを吐露した。
青島役も最後となるが、織田は「青島をやれて良かったな。という実感がひしひしと迫ってきた」。クランクアップの日にはシリーズにかかわったキャストやスタッフが多く駆け付けたことを明かし、「みんなのこの作品への愛情がひしひしと伝わってきて感動した」と明かした。
「踊る大捜査線 THE LAST TV サラリーマン刑事と最後の難事件」には、織田裕二、伊藤淳史、北村総一朗、斉藤暁、佐戸井けん太、甲本雅裕といったシリーズレギュラーメンバーに加え、夏帆、螢雪次朗、杉本彩、阿南健治、青柳翔、細田よしひこらが出演。9月1日に放送されるスペシャルドラマ「踊る大捜査線 THE LAST TV サラリーマン刑事と最後の難事件」と共にシリーズのラストを盛り上げる。(福住佐知子)
「係長 青島俊作2 事件はまたまた取調室で起きている!」はスマートフォン向け放送局NOTTVにて8月27日(月)より全10話独占放送
映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』は9月7日公開