トム・クルーズ、離婚すると映画が大ヒット!逆境に負けないカリスマ性が明らかに!
先日ケイティ・ホームズと離婚することを発表したトム・クルーズに、離婚すると映画が大ヒットを記録するという法則があることが明らかになった。
これまでに3度結婚しているトムが最初に離婚したのは1990年2月。ミミ・ロジャースと離婚した直後に日本公開された映画『7月4日に生まれて』は国内興行収入29億4,000万円を記録したのみならず、トムにとって初めてのアカデミー賞ノミネート、ゴールデン・グローブ賞受賞をもたらした。続くトニー・スコット監督の映画『デイズ・オブ・サンダー』も28億2,000万円のヒットを記録している。
だが、同年12月にニコール・キッドマンと再婚すると、成績は途端に下降線をたどることに。11年の結婚生活の間に日本公開された作品は9本あるが、日本で20億円以上ヒットしたのはわずかに3本。しかもそのうちの2本は『ミッション:インポッシブル』シリーズということで、シリーズ作品以外では『アイズ ワイド シャット』のみがヒット。しかし、同作も妻ニコールとの共演という話題性が先行した感は否めない。
そのニコールと離婚した2001年から、ケイティ・ホームズと結婚する2006年11月までに日本で公開された作品6本はすべて20億円以上のヒットを記録という快挙を達成。その中には137億円という成績を残した『ラスト サムライ』も含まれているが、ケイティとの結婚後に公開された映画『大いなる陰謀』の興収は6億1,000万円にまで落ち込んでおり、私生活が順調なときは映画がパッとしないという興味深いデータが出ているのだ。
しかし、逆境に追い込まれたときこそ、その真価が発揮されるというカリスマ性はやはりスターならでは。ケイティとの離婚後に初めて日本公開される映画『ロック・オブ・エイジズ』は、この法則通りにいけば20億円以上のヒットが見込める作品であり、作中でカリスマ・ロックスターを演じているトムは、これがミュージカル初挑戦。新境地に挑んだトムは、不死鳥のごとく復活できるのか。映画ファンは注目だ。(1996年公開作品までは配給収入のみしか公表されていないため、配給収入を興行収入の50パーセントとして算出)(編集部・福田麗)
映画『ロック・オブ・エイジズ』は9月21日より全国公開