トラウマがよみがえる!『遊星からの物体X』前日譚グロテスク変形シーンが公開!
鬼才・ジョン・カーペンター監督が1982年に手掛けた、SFホラーの前日譚(たん)を描く『遊星からの物体X ファーストコンタクト』から、前作に匹敵するグロテクスさで迫る怪物の変形シーンが公開となった。
トラウマもの!これはグロい映画『遊星からの物体X ファーストコンタクト』本編シーン
外界から隔絶された南極基地を舞台に、寄生した相手を怪物に変える宇宙生物の恐怖を描く本作。前作『遊星からの物体X』では、『ロボコップ』『トータル・リコール』などのロブ・ボッティンが特殊メイクを担当。そのおぞましいクリーチャーデザインと、リアリティーあふれる変形シーンは、今もなお高い評価を得ている。
このたび、その前日譚(たん)となる本作の映像が公開され、前作に負けず劣らずの変形シーンが明らかとなった。映像は主人公のケイト(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)の背後で、ついさっきまで会話をしていた観測隊の女性が、何本もの触手とキバを生やした怪物に変形していく……というシークエンス。
直前まで普通に話していた仲間の肉体が醜く変形し襲ってくる様子は、誰が寄生されているかわからない疑心暗鬼のサスペンスと、怪物による直接的な恐怖がミックスされた、前作を彷彿(ほうふつ)させる恐怖がよみがえるようだ。
本作で特殊メイクとクリーチャーデザインを手掛けたのは、アレック・ギリスとトム・ウッドラフ・Jr。「この作品のタイトルには重圧も感じるけど、僕たちがクリーチャーを手掛けられることは、まるで夢のようだよ!」と前作『遊星からの物体X』への思い入れも強い様子。これまで『スパイダーマン』シリーズや『スターシップ・トゥルーパーズ』などに参加しており、映像からは、十二分にその手腕を発揮していることがうかがえる。(編集部・入倉功一)
映画『遊星からの物体X ファーストコンタクト』は8月4日よりTOHOシネマズ 日劇ほかにて公開