『スター・ウォーズ』チューバッカが主人公に!? チューイー役視点で撮影の裏側描く!
SF映画の金字塔『スター・ウォーズ』シリーズの人気キャラクター、チューバッカをメインに据えた新作映画が企画されているとThe Hollywood Reporterが報じた。といっても正式なシリーズというわけではなく、チューイーを演じたピーター・メイヒューの視点から撮影の裏側を描く作品となる。
チューバッカは『スター・ウォーズ』に登場するウーキー族のキャラクターで、ハン・ソロの頼れる相棒として不動の人気を誇る。映画はそのチューイーを演じたピーター・メイヒューの、映画撮影中の人生を描いた、半ドキュメンタリーといった趣の作品になるとのこと。タイトルは彼の愛称でもある『チューイー(原題) / Chewie』になる予定。
メガホンを取るのは、余命わずかの友人に『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』を観せるため奮闘するオタク仲間を描いたコメディー『ファン・ボーイズ』のカイル・ニューマン。脚本は、製作前の優れた脚本が対象の人気投票ランキング「ブラック・リスト」にもリストされた。
イギリス出身のピーター・メイヒューは、ロンドンの大学病院に勤務していたところ、その特徴的な体格からSF映画史に残るチューバッカを演じることに。以来チューイーを演じ続け、最近では人気ドラマ「Glee」にゲスト出演を果たした。レイ・ハリーハウゼンが特撮を手掛けた『シンドバッド虎の目大冒険』のミノトン役も務めている。ユニークな彼の経歴や、撮影中のエピソードがどのように盛り込まれているのか、完成が楽しみな作品だ。(西村重人)