濱田岳、全編英語のアメリカ映画に主演!アメリカを旅するアジア人のロードムービー!
映画『ポテチ』『宇宙兄弟』などに出演している俳優・濱田岳が、全編英語のアメリカ映画『SAKE-BOMB』に主演することが明らかになった。撮影は8月5日にアメリカ・ロサンゼルスでクランクイン。サンフランシスコでのロケを経て、10月の完成を予定している。
濱田が演じるのは、創業300年の伝統を誇る酒造の次世代を担う青年・ナオト。生まれて初めてアメリカにやってきたカントリーボーイという役回りで、一途に元カノを追いかけ、ロサンゼルスからサンフランシスコへと旅をする日本人だ。全編英語での撮影など、濱田にとっては新境地をひらく作品といえそうだ。
そのナオトと出会う、ひねくれもののアジア系アメリカ人・セバスチャンには、自身韓国系アメリカ人であるコメディアンのユージン・サミュエル・キムがキャスティング。ハイスピードな弾丸トークを繰り広げるユージンと、ほのぼのとした雰囲気を醸し出す濱田のデコボコぶりが楽しい作品に仕上がることが予想される。
監督を務めるのは、ハリウッドの映画制作現場で活躍中のサキノジュンヤ。『GOEMON』などで知られる映像作家・紀里谷和明からの信頼も厚い新鋭で、広島の戦中を舞台にした短編映画『ORIZURU』は映画祭で高い評価を受けた。脚本は2012年、ハリウッドのネクストジェネレーション25人に選ばれたジェフ・ミズシマ、プロデューサーは妹尾浩充が務める。
製作は日本のピクチャーズデプトとアメリカのSAKE-BOMB LLCが共同で行うが、世界配給ならびに海外セールスはピクチャーズデプトが担当。北米公開は2013年を予定しており、担当者によると、日本でも同年中の公開を目指しているという。(編集部・福田麗)
映画『SAKE-BOMB』は2013年公開予定