『ヘッドハンター』アメリカ版リメイク、マーク・ウォールバーグが出演の意欲?
ノルウェーの作家ジョー・ネスボのベストセラーミステリー小説を映画化した、ノルウェー・ドイツ製作の映画『ヘッドハンター』が、製作会社サミット・エンターテイメントによりハリウッドでリメイクされることになっているが、マーク・ウォールバーグが出演に興味を示していると、オリジナル版の俳優の一人、ニコライ・コスター=ワルドーがDigital Spyに明かした。
映画『モルグ』や『ウィンブルドン』の俳優コスター=ワルドーは、有能なヘッドハンターとしてのキャリアを確立しながら、裏では美術品を盗む窃盗犯としての顔を持つ男を描いた本作で、彼がターゲットにする大企業の元重役クラスを演じている。
コスター=ワルドーは、『ヘッドハンター』がアメリカでは20館のみでの公開にとどまり、実質映画を観ている人は多くはなく、リメイクによって、小説やオリジナル版の知名度が高まることを期待している、とコメント。
ウォールバーグは、今年2月にShortList Magazineにて、『ヘッドハンター』について、「ここしばらく観た映画の中で、ベストの一本」と絶賛しており、その際、「オリジナル版の監督に会い、また、リメイク権を買ったスタジオとも話をしている」と明かしている。
ウォールバーグのキャスティングの可能性は、リメイクの話題性を加速してくれるに違いない。今後のキャスティングの続報が楽しみだ。(鯨岡孝子)