まもなく成人の剛力彩芽、なりたいのは「姉御肌で子どもらしさもある」大人の女性!
映画『プロメテウス』でハリウッド映画の吹き替え声優デビューを果たした女優の剛力彩芽が、8月27日に20歳の誕生日を迎えるにあたり、理想の大人像について言及した。剛力は本作で、自身より10歳以上年上のノオミ・ラパス演じるタフなヒロイン・エリザベスの声を担当している。
『プロメテウス』は、『エイリアン』のリドリー・スコット監督が、人類の起源にまつわる謎を壮大なスケールで描き出した作品。剛力はエリザベスというキャラクターについて、「とても強い女性だなというのが最初の印象。でもただ強いだけでなく、いろいろな悲しみや苦しみを乗り越えたからこそ今の彼女がある」と語り、それを踏まえた上で本作に取り組んでいったという。
剛力も間もなく20歳の誕生日を迎え、大人の女性の仲間入りを果たす。彼女が理想とする大人の女性像とは、「かっこよくて、姉御肌。でもその中にちょっと子どもらしさがあるような女性」とのこと。それはまさに今回演じたエリザベスに通じるところがあり、「彼女も好奇心があって、興味を持ったことに突き進むタイプ。大人になってもそういう心を忘れていないのはすてきですよね」と目を輝かせる。
しかし、剛力自身は「まだまだ大人じゃないですよ。ちゃんと大人になれるんですかね」とちょっぴり心配顔。それでも20歳になるあたり、「徐々に自分の行動に責任を持てるような大人になれればと思っています」と真っすぐなまなざしで決意を語った。
また、本作で見せた新たな一面を一番に見てもらいたいのは家族とのこと。「特に母は(仕事について)厳しく言ってくるんで、いろいろと説教をしてもらいたいです。やっぱり身近な人に言われると一番グサッときますからね。わたしも結構負けず嫌いな性格だし、できない自分が悔しい面もあるので、母に言ってもらえると、よし頑張ろうと思えるんですよね」と笑顔になった。女優、モデル、声優と活躍の場を広げる近年の剛力の飛躍の陰には、家族の支えがあるといえるだろう。(取材・文:壬生智裕)
映画『プロメテウス』は8月24日より全国公開