ダンカン、介護の資格取得!特別養護老人ホームでの実習などを含む3か月で
お笑いタレントのダンカンが、介護の資格を取得したことがわかった。9日付のオフィシャルブログで報告している。7月14日のイベント参加時には、ホームヘルパー2級の講座を受けていることを明かしていた。
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ダンカンは通信講座で3か月かけて介護の資格を取得。通信講座といっても、自宅学習とレポート提出のほか、朝から夕方までの授業が8日間、特別養護老人ホーム、デイサービス、在宅介護などの実習も4日間行ったという。実際に介護の現場を経験したときのことをダンカンは、「百聞は一見にしかずとは、まさにこのことでした」「認知症だから分かっているけど感謝はともかく反応がないのが、ただ虚しかった…」とつづっている。
介護の資格を取ろうと思ったきっかけはいろいろあるというが、その中の一つが、認知症の両親を介護する主人公の小説を執筆したことだという。「『なんだ、ダンカンバカ野郎のやつ、何にも介護のこと知らねーくせに小説なんて出しやがって!』と、思われたら現場で働く方々に申し訳ない…ならば、せめて介護の「か」の字くらい知らないと失礼だと思ったからです」とその理由を明かした。
最後にダンカンは、介護の勉強をすることをファンにも勧め、「優しさとか善意とかじゃなくて(オレそーいうのあまりないと思うし…)なにより『生きている間の時間の大切さ』を必ず感じられるはずです!」と締めくくっている。
ダンカンは、映画『BOX 袴田事件 命とは』『容疑者Xの献身』、テレビドラマ「梅ちゃん先生」「坂の上の雲」など複数の作品に出演。俳優としても活躍を続けている。(朝倉健人)