『アンパンマン』最新作が22年ぶり歴代2位の大ヒット!93歳やなせたかし、さらなる飛躍誓う!
7月7日に公開された劇場版「アンパンマン」最新作『それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島』が、22年ぶりに興行収入4億円を突破し、シリーズ歴代2位にランクインする大ヒットとなっていることが明らかになった。
映画『それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島』写真ギャラリー
劇場版「アンパンマン」シリーズの歴代1位は、1990年に公開され興行収入6億6,400万円を記録した映画『それいけ!アンパンマン ばいきんまんの逆襲』。続く2位はアンパンマンのスクリーンデビュー作で、1989年に公開された『それいけ!アンパンマン キラキラ星の涙』で、興行収入4億6,194万円を記録していた。8月12日付けで、22年ぶりに観客動員36万人、興行収入4億円を突破した『それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島』は、この記念すべき劇場版1作目を上回る歴代2位となることは確実だという。
木村佳乃、バナナマンの設楽統、日村勇紀が声優出演を果たしている今作は、バナナが枯れてしまったバナナ島を舞台にアンパンマンたちが島のもとの姿を取り戻そうと力を合わせるストーリー。やなせたかしが、「“東日本大震災の被害から立ち直ろうとしている日本”を、そして“震災で傷ついた子どもたち”を、元気付けるお手伝いをしたい」と制作した一作だ。
今回のヒットを受け、「皆さんがこんなにもアンパンマンを必要としてくださるなら、まだまだ頑張らないといけないなと思って、僕自身も元気をもらっています。今年のテーマ“復興”に続き、来年の映画のテーマは“希望”。人間“希望”持って生きていかなくてはいけないことを、作品を通して伝えていければと思っています」と現在93歳のやなせが、次回作の構想を明かしつつ、さらなる飛躍を誓った。(数字などの情報は配給調べ)(編集部・島村幸恵)
映画『それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島』は全国公開中