安田成美「後輩」ヒガシに夫婦円満の秘訣アドバイス!
23日、東京・世田谷パブリックシアターで舞台「英国王のスピーチ」の公開リハーサルが行われ、出演する東山紀之、安田成美、近藤芳正が会見に応じ、結婚生活の先輩として、安田が東山に夫婦円満の秘訣(ひけつ)を披露した。
アカデミー賞を受賞するなど話題を呼んだ、2010年公開の映画『英国王のスピーチ』の舞台版となる本作。映画でコリン・ファースが演じた内気な大英帝国の王子役には東山が抜てきされ、その妻を安田が演じる。二人の夫婦役にからめ、会見では双方の結婚生活にも話題が及んだ。
吃音(きつおん)に悩み苦しむ王子という難しい役どころについて東山は、「難役ゆえにやりがいあった」とコメント。安田との夫婦役について「独身のころより役に思いがこもります。結婚して、夫婦役に挑む姿勢が間違いなく変わりました」と語り、結婚を経験したことが、役者としても大きな成長になったことを明かした。
大変な稽古の中、家に帰ってそのまま寝てしまうこともあったという東山だが、家庭と芸能活動の両立については「うまくやっていますよ」と笑顔。安田も「うちも大丈夫ですよ。慣れです」と同調していた。その安田は東山について「難しい役をこなす後姿に母性本能をくすぐられました。すてきです」とエール。結婚生活では先輩の立場から「お互い思いやりを大切にして、信用しあってやれば大丈夫です」と夫婦円満の秘訣(ひけつ)を指導していた。今回の舞台には安田の夫、木梨憲武も観劇に訪れるという。
会見では、東山が舞台の冒頭で、全裸でバスタブから立ち上がるシーンも話題に。「全裸といっても、社会的に大丈夫な範囲での全裸ですよ」と東山。実際には胸の辺りまでしか露出しないようだが、東山は、全裸という言葉に過敏に反応したプレス陣に困り顔ながら「皆さんが見て、残念な結果にならないようちゃんと体力づくりもしています」と冗談を交えて答えるなど、終始明るいトークで会見を盛り上げていた。(取材・文 名鹿祥史)
舞台「英国王のスピーチ」は8月24日~9月9日まで世田谷パブリックシアターで上演