「踊る」ファイナル、ついに完成!本広克行監督が報告!
シリーズ15年の歴史に終止符を打つ映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』の完成を、本広克行監督が報告した。
映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』写真ギャラリー
「完成しました!」。本広監督はそうツイートし、完結編の完成を報告した。14日に14時30分、17時、19時と3回に分けて初号試写を行い、たくさんのスタッフ、キャストと健闘をたたえあったという。そして、脚本を務めてきた君塚良一と、最後の試写が終了してから朝4時まで、「踊る大捜査線」シリーズ15年間の話に花を咲かせたことを明かしている。
初号試写が始まるまでの間、「あと12時間後」「あと4時間半後」とカウントダウンのツイートをしていた本広監督。「僕も全部を通しで観るのは初めてで緊張します」「ドキドキです」とつづっていたが、初号試写から一晩明け、「昨日の興奮冷めやらぬ状態を公開までキープしたいので、次に何をするべきか!を考える。ODF(『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』)を人に伝える時に何を言えば良いのか、完成披露のイメージとか、初日の客席のイメージとか、観客に向けて例の最後の演出をお願いして盛り上がるものだろうか、とか」とツイートした本広監督は、完成した作品に手応えを感じ、作品を観客に届けるためのさらなる演出を考えている様子。そこにはシリーズへの並々ならぬ思い入れが感じられる。
今作が、観客に披露されるのは、8月23日。劇場版第1弾『踊る大捜査線 THE MOVIE』以来14年ぶりに行う全国5大都市での試写会でお披露目される。通常は、映画が完成すれば、マスコミへの試写を積極的に行い、宣伝活動を行っていくところだが、『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』ではそれをほとんど行わず、まずはファンに映画を届ける。
予告編で「これはおれたちの事件だ!」と叫ぶ織田裕二演じる青島俊作。青島最後の事件は、どう起こり、シリーズ15年の歴史にどう終止符が打たれるのか? ファンへのお披露目の日は、8日後に迫っている。(編集部・島村幸恵)
映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』は9月7日より全国公開