ジョージ・クルーニー製作の新作、ジュリア・ロバーツ&ダーモット・マローニーが再共演!
映画『だれもがクジラを愛してる。』『THE GREY 凍える太陽』のダーモット・マローニーが、ジョージ・クルーニー製作によるオスカー受賞・ノミネート俳優、エミー賞受賞俳優がずらりそろった新作『オーガスト:オーセージ・カウンティー(原題) / August:Osage County』に出演することが決まった。Deadline.comが報じた。
ダーモット・マローニー出演映画『THE GREY 凍える太陽』フォトギャラリー
同作は、ピューリッツアー賞受賞トレーシー・レッツの同名戯曲の映画化。その舞台はトニー賞の最優秀作品賞も受賞している。メガホンを取るのは映画『カンパニー・メン』の監督・脚本のジョン・ウェルズで、脚本は原作を執筆したトレイシー・レッツがそのまま脚色することになっている。
ストーリーは、アルコール中毒の夫が行方不明のウェストン家を通して、常に複雑な問題を抱え、衝突が絶えない家族のさまを描いた作品。メリル・ストリープが行方不明の夫を持つ女家長ヴァイオレット、ジュリア・ロバーツがその母親とケンカしてばかりの娘バーバラを演じる。
アビゲイル・ブレスリンはバーバラの娘で、辛らつで怒りっぽくマリファナを吸いまくるという14歳を、マーゴ・マーティンデイルはメリル・ストリープ演じるヴァイオレットの姉妹で、クリス・クーパー演じるチャーリー・エイキンの妻を、ジュリエット・ルイスは妄想癖のある末の妹カレンに扮(ふん)する。ダーモット・マローニーは、カレンのフィアンセで見かけはきりっとしているが中身は違う一癖あるビジネスマンを演じる。
またこの作品は1997年の映画『ベスト・フレンズ・ウェディング』以来のマローニーとジュリア・ロバーツの共演作になる。豪華共演が実現した本作の完成が楽しみだ。(後藤ゆかり)