個性的な歌声で知られるアメリカのジャズシンガー、ニーナ・シモンの伝記映画に『アバター』『スター・トレック』のゾーイ・サルダナが主演か?
個性的な歌声で知られるアメリカのジャズシンガー、ニーナ・シモンの伝記映画『ニーナ(原題) / Nina』に、映画『アバター』『スター・トレック』のゾーイ・サルダナが主演か?とのニュースがItsonthegrid.comをはじめ複数のメディアで報じられた。
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」に於いて第29位に選ばれているニーナ・シモンは音楽活動だけでなく、1960年代の黒人公民権運動にも参加するなど精力的な活動を見せた。その後、フランスに移住、乳がんによる闘病生活を末、フランスの自宅で70歳の生涯を終えた人物である。
この映画で監督、脚本を担当するのは映画『ブレイブ ワン』で、ジョディ・フォスターが演じた、愛する人を殺され次々に復讐を果たす勇敢な女性像を生み出したシンシア・モート。
今回の映画では彼女と長年彼女のアシスタントを務めたクリフトン・ヘンダーソンとの関係を軸に、ジュリアード音楽院を卒業し、貧しい家族を助けるためにアトランティック・シティーのクラブのピアニストをしていた彼女が歌を習得し、伝説的なシンガーになるまでを描くという。
幼少のころからバレエを習い、『アバター』のスタントも自分でこなした努力家のゾーイ・サルダナなら、あるいはニーナ・シモンのカリスマを表現できるかもしれない。(後藤ゆかり)