マイケル・ジャクソンさんの父親、元専属医に対する不法死亡訴訟を取り下げ
マイケル・ジャクソンさんの元専属医に対し、不法死亡訴訟を起こしていたマイケルさんの父親ジョー・ジャクソンが訴訟を取り下げたという。
ジョーは、元専属医のコンラッド・マーレイが、マイケルさんの治療に当たった救急病院のスタッフや医師に重要な情報を伏せたと主張。また、警察がマイケルさんの家に到着する前に、プロポフォールや多剤投与の痕跡を失くすように警備員に指示したとして訴えていた。突然の訴訟取り下げに示談をしたのではないかとの推測もあったが、マーレイ元医師の弁護士はジョーには一切金銭を支払っていないとコメントし、なぜ取り下げたのかも知らないという。
ジョーによる、もともとの不法死亡訴訟はマーレイ元医師だけでなく、マイケルさんのロンドン公演を企画していたプロモーターも訴訟対象に含まれていたが、マイケルさんの母親キャサリンが同じような訴訟を起こしていたため、ジョーの分は棄却され、マーレイ元医師のみが訴訟対象となっていた。キャサリンの訴訟は、プロモーターがマイケルさんにきちんとした身体介護を提供しなかったとこと、マーレイ元医師を雇った過失などがあったとして契約違反で訴えており、ジョーも原告に名前を連ねているとのこと。(BANG Media International)