『スーパーマン』母マーサ役のフィリス・サクスターさんが死去 90歳
クリストファー・リーヴさん主演の1978年の映画『スーパーマン』で、クラーク・ケント / スーパーマンの母マーサを演じていたフィリス・サクスターさんが現地時間14日、米フロリダ州にある自宅で死去した。90歳。晩年はアルツハイマーに苦しんでいたという。
The Hollywood Reporterによると、フィリスさんは1921年生まれ。舞台を中心に活躍していたところをスカウトされ、1940年代にMGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)と契約。1944年の『東京上空三十秒』で銀幕デビューを飾り、その後30年以上にわたってハリウッドで活躍した。
マーサ・ケントを演じた1978年の映画『スーパーマン』を最後に、映画業界の第一線からは退き、その後は舞台・テレビで活動。ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムにも名前がある。
折しも「スーパーマン」は、映画『マン・オブ・スティール (原題) / Man of Steel』として、ザック・スナイダー監督、クリストファー・ノーラン製作でリブートされるところ。フィリスさんが演じたマーサ・ケントは、ダイアン・レインが演じることが発表されている。(編集部・福田麗)