松雪泰子、演技がセクシーすぎる!知的な医師のイメージにぴったりと抜てき
18日、千代田区にあるサウンドインスタジオにて映画『ボーン・レガシー』アフレコ会見が行われ、女優の松雪泰子が出席した。今回が初のハリウッド実写映画吹き替えとなる松雪は、とても初めてとは思えない堂々とした演技を披露。だが、会見では声で演技をすることの難しさを漏らしていた。
松雪が吹き替えを担当するのは、美しく知的な医師・マルタ。演じるレイチェル・ワイズと同じく演技派であり、また役のイメージにぴったりという理由で抜てきされた松雪は、アフレコについて「レイチェルは低い声のトーンで芝居していたので、それを自分も意識して演技しました」と明かすと、「意志の強い、職務をきちんと全うしようとする女性」というイメージを崩さないようにしたと語る。
「言葉だけで表現するのはとても難しかったです。レイチェルの芝居は繊細で、それを声だけで合わせていくのはとても困難でした」と収録時の苦労を明かした松雪だが、吹き替え版の仕上がりは好評。スタッフからは演技がセクシーだと絶賛されており、見事期待に応えた格好だ。
そんな松雪は、ジェレミー・レナーが演じる暗殺者アーロン・クロスについて「肉体的というより、精神的に強い人というイメージ。何があっても動じない。そんな男性がわたしのそばにもいてくれたらな」と本音をちらり。主人公に自身の理想の男性像を重ねる一幕もあった。(取材・文 名鹿祥史)
映画『ボーン・レガシー』は9月28日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国公開