『ムカデ人間』北村昭博、フジ年末時代劇に出演!伊勢谷、獅童も愛する現場のムードメーカーに!
ハリウッドを中心に活動し、異例のヒットとなった出演映画『ムカデ人間』以降、日本でも活躍の場を広げている俳優の北村昭博が、フジテレビの年末大型時代劇「女信長」に出演することがわかった。本作は、織田信長が女性だったという設定で執筆された、直木賞作家・佐藤賢一による同名小説のドラマ化。
信長を演じる天海祐希ほか、内野聖陽、小雪、伊勢谷友介、長澤まさみ、玉山鉄二、中村獅童、藤木直人、佐藤浩市、西田敏行ら豪華キャストが出演する本作。織田四天王と称された滝川一益にふんする北村は、「全員、まるで金メダリストのように経験も実績も才能もある方。そんな偉大なる大先輩たちに可愛がってもらい、彼らの芝居を食らいつくように見て、日々学ばせてもらっています」と共演の喜びを語っている。
現場では時に空回りし、一人泣くこともあったという北村だが、情熱的な姿勢は周囲から一目置かれている様子。羽柴秀吉を演じる伊勢谷は「芝居に対しては一本気で体当たりしながら、役に血を入れようとしている姿が印象的です。たまに砕け散っていますが、くじけず頑張ってほしいと思います。いつも明るく、先輩の言葉にもある意味『適当』に、そしてほとんど反射的に近い返答で笑いを誘い、現場を盛り上げてくれる北村くんが大好きです」と愛情あふれるコメント。
さらに柴田勝家役の中村もその才能を称え「現場で多くの人に可愛がられる子犬のようなキャラクター。一番腹黒いのは君かもしれない、はっきり言わせてもらうと君は天才です。お互いに我が道を未来に向かって突っ走って行き、また会えたらうれしいね。ではその日まで……」と応援のコメントを寄せた。撮影の合間に何故か馬に思い切り蹴られるなど「おいしい」エピソードにも事欠かないという北村。掲載の甲冑(かっちゅう)姿の写真も、先輩俳優の鈴木一真が撮影したものだといい、ムードメーカーとして愛されている様子が伝わってくるようだ。
ツイッターで北村とつながり、本作に抜てきした村瀬健プロデューサーによると、キャスト一同「ものすごい大スターになるか、消えるかのどちらか」と期待を込めて語っているとのこと。真夏の京都の撮影にも「僕の心の熱さのほうが勝っているので、逆に涼しく感じます!」と情熱的に語る北村。「日本の才能と世界で勝負したい」との思いを胸に、この冬日本のお茶の間に登場する彼が、どんな演技を披露するのか期待したい。(編集部・入倉功一)
大型時代劇「女信長」は2012年12月 フジテレビで2夜連続放送予定