新人女優の青野未来、初主演映画が青春SMモノ!? お尻ぺんぺんスパンキングに体当たり挑戦!
青春純愛SM映画『ナナとカオル 第2章』で主演を務める女優の青野未来が、体を張って撮影に臨んだ本作への思いを語った。22歳にしてSM映画主演というチャレンジだが、「期待でわくわくでした」と話し、むしろ「度胸がつきました」と胸を張る期待の新人だ。
本作は「ヤングアニマル」「ヤングアニマル嵐」で連載中の甘詰留太による人気コミックの実写化第2弾。秘密の“息抜き”と称したSMプレイに目覚めた童貞男子高校生カオル(栩原楽人)と幼なじみの優等生ナナ(青野)が、もどかしい恋に揺れながらもアブノーマルな領域に踏み込んでいく姿をみずみずしく描いた青春映画だ。
映画初主演が決定した際には「まさか自分が出演できるとは思っていなかったので、すごく嬉しかったです」と大喜びだったという青野。内容がSMと知っても「不安よりも楽しみの方が上でした。ロケで泊まりと聞いて『泊まりだ、わー、楽しそう』って安易に考えていましたね」とにっこり。
劇中では、校内で行う拘束プレイから始まり野外の羞恥プレイ、お尻をたたかれるスパンキングにも挑戦。特に印象的だったというスパンキングシーンは、お尻に赤く手形が残るほどだったといい「本当に痛かったです! でも、撮影が始まるまでは気持ちをつくるのにすごく焦って緊張していましたし、始まってからはとにかく夢中であまり覚えていなかったです」と役に没頭していたという。撮影を通してSMの世界に少し興味も持てたというが、もし自分の恋人にSM趣味があったとしたら「それはまた別の話です(笑)」とにんまりかわした。
プライベートではサーフィンが得意とアクティブな一面も持ち、憧れの女優は宮崎あおい・蒼井優、そして真木よう子。「大変だった撮影も乗り切ったので、きっと度胸がついたと思います」と女優として大きく成長したことを実感したという青野は、「真木さんみたいな演技ができるようになりたいし、アクションもやってみたい!」と次の目標に目を輝かせていた。(取材・文:中村好伸)
映画『ナナとカオル 第2章』は9月8日より渋谷ユーロスペースにてレイトショー公開