ディカプリオ主演『華麗なるギャツビー』監督が資金繰りに奔走?製作費すでに100億円超え米ワーナーが増資却下のうわさ
先日公開延期が発表された映画『華麗なるギャツビー』をめぐり、バズ・ラーマン監督が資金繰りに奔走していると報じられている。
公開延期が決定したことを受けて、クオリティー向上のための再撮影に入るとうわさされていた本作。だがHerald Sunによると、それに伴うバズ・ラーマン監督からの予算増額の申し出を米ワーナー・ブラザーズは却下。理由としては、すでに同作の製作費が1億2,700万ドル(101億6,000万円)にまで膨らんでいることが挙げられている。(1ドル80円計算)
これにより、もし再撮影する場合、ラーマン監督は自身でスポンサーを見つけなければいけなくなってしまったとのこと。うわさ段階ではあるものの、ワーナーが増資を断ったのは仕上がりが納得できるものではなかったためともささやかれており、もしも今回の報道が事実ならば、ラーマン監督はこれ以上ない苦境に立たされているといえそうだ。
レオナルド・ディカプリオにとって本作は『タイタニック』以来となる恋愛映画。トビー・マグワイア、キャリー・マリガンという実力派が脇を固めていること、『ロミオ&ジュリエット』ではシェイクスピア作品を大胆に現代風にアレンジしたラーマン監督が今度はF・スコット・フィッツジェラルドの代表作に挑むということで注目を浴びていた。全米公開は当初今年12月を予定していたが、来年夏に変更されている。(編集部・福田麗)