「ジェシカおばさんの事件簿」ウィリアム・ウィンダムさん、88歳で死去
テレビドラマ「ジェシカおばさんの事件簿」、映画『結婚の条件』『悪魔のワルツ』などに出演していた俳優のウィリアム・ウィンダムさんがうっ血性心不全のため亡くなった。88歳だった。
ウィリアムさんは、1969年から1970年にアメリカで放送されたテレビドラマ「マイ・ワールド・アンド・ウェルカム・トゥー・イット(原題) / My World and Welcome to It」のジョン・モンロー役でエミー賞を受賞。グレゴリー・ペックさんがアカデミー賞主演男優賞を受賞した映画『アラバマ物語』では、検察官を演じていたことでも知られる。
The Hollywood Reporterによると、ウィリアムさんはガーフィールド元米大統領とハリソン元米大統領のもとで財務長官を務めたウィリアム・ウィンダム氏のひ孫にあたるとのこと。
60年近くに渡る俳優としてのキャリアの中、20近いブロードウェイの舞台に立ち、映画では『卑怯者の勲章』『墓石と決闘』『刑事(デカ)』などにも出演。テレビドラマでは、「ミステリー・ゾーン」「ナイトライダー」「犯罪捜査官ネイビーファイル」「刑事コジャック」など数多くの作品に登場していた。(澤田理沙)