ジョニー・デップ、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ第5弾に、約75億円で契約か
2003年の『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』を皮切りに、2011年の第4弾『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』まで孤高の海賊ジャック・スパロウを演じてきたジョニー・デップが、シリーズ第5弾への出演契約を、6,000万ポンド(約75億円)で交わしたらしいとThe Sunが伝えた。(1ポンド=125円で換算)
情報筋は、「(デップは)パイレーツシリーズの巨額の契約を押さえておけば、他の出演作を、ギャラのためではなく脚本の質で慎重に選ぶことができる」とコメント。さらに、「デップは、ジョン・トラボルタやニコラス・ケイジのように、露出過剰な状況に陥って、キャリアを台無しにしたくないと考えている」とデップ本人の心境を代弁している。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ第5弾の撮影・公開時期はまだ明らかになっていないが、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーは、昨年10月にThe Hollywood Reporterにて、第5弾の概要は固まっていて、次はストリーに落とし込んでいく段階であることを明かしている。
デップは、ネイティブアメリカンのトントと白人のローン・レンジャーの友情と冒険を描いた『ザ・ローン・レンジャー(原題) / The Lone Ranger』が来年7月3日に全米公開される予定の他、ウェス・アンダーソン監督、オーウェン・ウィルソンと共演の『ザ・グランド・ブダペスト・ホテル(原題)/ The Grand Budapest Hotel』が現在製作準備中だ。(鯨岡孝子)