「ビバリーヒルズ映画祭ジャパン」開催決定!日本のインディーズ映画をハリウッドに売り込むチャンス!
24日、インディペンデント映画発掘を目的としたビバリーヒルズ映画祭(以下BHFF)の日本部門(ビバリーヒルズ映画祭ジャパン)開設に先立ち、都内で記者会見が行われた。本部門代表を務めるドリームキッド社長の大和田廣樹氏とチェアマンを務める映画プロデューサーのフレデリコ・ラペンダ氏、BHFFのファウンダー兼フェスティバル・ディレクターのニノ・サイモン氏が出席し、同映画祭の展望を語った。
「ビバリーヒルズ映画祭ジャパン」開催決定記者会見フォトギャラリー
日本映画が世界に注目されるチャンスがまた一つ増えた。来年13回目を迎えるBHFFに新しく日本部門が開設されることになったのだ。BHFFはその名の通り、映画産業の中心地アメリカ・ビバリーヒルズで開催され、ハリウッドスターや映画関係者も多く参加。世界中のインディペンデント映画から出品を募り新たな才能を発掘するための映画祭だ。日本ではまだあまりなじみがないが、毎年全世界のメディアに注目されている。
大和田社長は今回の日本部門開設について「長編、アニメ長編、短編、ドキュメンタリーの四つの部門を設け、アメリカに才能ある監督やプロデューサー、俳優を送り込むということを主眼にしています。また一般の映画祭は賞をとっても海外での販売が難しい。BHFFではフィルムマーケットもあり、映画祭だけでなくアメリカでの作品の販売を継続してやっていきます」と日本映画の新たな才能の世界進出と、日本映画の世界における販路の拡大が主目的だと明かした。
最後に元ミスユニバース日本代表の宮崎京やモデルのMiyu、MIZUKIなどが登場し、花束贈呈をして祝った。宮崎は「ミスユニバースやオリンピックのように世界各国の代表が楽しみながら競い合う、このような場が提供されるのは楽しみ」とこれからの日本映画の活躍を期待していた。
「ビバリーヒルズ映画祭ジャパン」は2013年4月に行われるBHFFに先駆け、3月に開催される予定。そこで選ばれた各部門計4作品の中のファイナルグランプリ1作品がBHFFのコンペティション部門に出品される。(取材・文:池田敬輔)
「ビバリーヒルズ映画祭ジャパン」は2013年3月開催予定