見えないエイリアンが人間粉砕!?『プロメテウス』クリエーターによる斬新な侵略SF公開!
映画『ウォンテッド』のティムール・ベクマンベトフ監督が製作を務め、『プロメテウス』の脚本家がエイリアンによる地球侵略を描く最新SFスリラー『ダーケストアワー 消滅』の日本公開が決定した。
これまで数多くのSF映画で描かれてきた異星人による地球侵略。『インデペンデンス・デイ』『宇宙戦争』『ゼイリブ』などその姿や侵略方法はさまざまだが、本作は「目に見えない侵略者が、人類を跡形もなく粉砕させてゆく」という、これまでにない設定でエイリアンの恐怖を描く。
この奇抜な脚本を手掛けたのは、リドリー・スコット監督久々のSF作品『プロメテウス』の脚本を共同担当し、今後の活躍が期待されている新鋭ジョン・スペイツ。製作は、ロシアで『ナイト・ウォッチ』シリーズを手掛けた後、『ウォンテッド』でハリウッドでも成功を収めたティムール・ベクマンベトフが手掛ける。斬新な映像表現でも知られるベクマンベトフだけに、エイリアンによる「人体粉砕」をどのように描くのかも興味深い。
主演はショーン・ペン監督の『イントゥ・ザ・ワイルド』や『スピード・レーサー』で注目を集めたエミール・ハーシュ。ビジネスチャンスを夢見て降り立ったロシアはモスクワの地で、姿なきエイリアンの恐怖に遭遇する青年を演じる。姿なき侵略者に対して、人類はどのような方法で立ち向かっていくのか。予想のつかない展開を期待したい。(編集部・入倉功一)
映画『ダーケストアワー 消滅』は12月1日よりシネマート六本木・新宿ほか全国順次公開