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デヴィッド・フィンチャーがアンジェリーナ・ジョリー主演のクレオパトラを描いた作品の監督を降板!

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デヴィッド・フィンチャー監督
デヴィッド・フィンチャー監督

 映画『Mr. &Mrs. スミス』や『ソルト』などでお馴染みのハリウッドの人気スター、アンジェリーナ・ジョリーが主演することになっている新作『クレオパトラ・:ア・ライフ(原題)/ Cleopatra : A Life』で、当初メガホンを取る予定だった『ソーシャル・ネットワーク』のデヴィッド・フィンチャー監督が降板したことがIndiewireや複数のメディアが伝えたことで明らかになった。

デヴィッド・フィンチャー監督の傑作『ソーシャル・ネットワーク』写真ギャラリー

 これは、映画『マネーボール』や『トゥルー・グリット』などを製作したハリウッドの大物プロデューサー、スコット・ルーディンが、ソニー・ピクチャーズのもとで企画している作品で、原作者ステイシー・シフが執筆した同名小説を、映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』を執筆したエリック・ロスが脚色することになっていた。ところが、この度映画『ドラゴン・タトゥーの女』など話題作のメガホンを取り続けてきたデヴィッド・フィンチャー監督が、急きょ降板したようだ。

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 その降板理由については明確にされていないが、うわさではすでにアン・リー監督が代役として候補に挙がっているらしい。ただ、ソニー・ピクチャーズからのアン・リー監督への正式なオファーはまだないそうだ。

 もともとこの映画の企画は、2010年にこの原作「クレオパトラ・:ア・ライフ(原題)/ Cleopatra : A Life」の著作権をスコット・ルーディンが得てから、ジェームズ・キャメロン監督が一度興味を示したが、『アバター』の続編に取りかかることになり、さらに2011年の1月には映画『グリーン・ゾーン』のポール・グリーングラス監督がメガホンを取ると一度は決定したものの、彼も結局降板してしまい、再びデヴィッド・フィンチャー監督も同じようなケースをたどることになってしまった。

 かなりの予算が掛かる大作であるため、製作を開始するまでかなり時間が掛かると思われ、それが監督の降板を招いている原因でもあるようだ。はたして、誰がこの大作を監督するのだろうか? (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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