クロエ・モレッツ全身血まみれ!リメイク版『キャリー』衝撃ビジュアル公開!
映画『キック・アス』のクロエ・グレース・モレッツが主演を務めるリメイク版『キャリー』の場面写真が初めて公開された。真っ赤な血を全身に浴びて動揺するクロエ演じるキャリーのビジュアルは、本作を象徴する衝撃的なものになっている。また、日本公開が2013年5月に決定したことも併せて発表された。
本作は、1976年にスティーヴン・キングの同名小説をブライアン・デ・パルマ監督が映画化した傑作ホラーのリメイク作品。内向的だがテレキネシス(念動能力者)である高校生キャリーと、彼女を異常なまでに厳しく育てる狂信的な母親、そしてキャリーをいじめる同級生たちに、今回公開された写真に深く関わるある出来事をきっかけとして悲劇が訪れるさまを描く。
ハリウッドの若手女優がこぞって熱望したキャリー役を見事勝ち取ったのは現在15歳のクロエ。『悪魔の棲む家』『100年後...』『モールス』といった血なまぐさい作品に数々出演してきたクロエのキャリアをもってしても、頭のてっぺんからプロムのドレスが真っ赤に染まるほど血を浴びせられ、全身血まみれとなったビジュアルは衝撃的なものといえるだろう。
もう一枚公開されたのは、『ハンニバル』のジュリアン・ムーアふんする狂信的な母親のビジュアル。首から十字架を下げ手には包丁、ぼさぼさの髪に狂気の表情を浮かべるジュリアンは「恐ろしい」の一言。オリジナル版では、キャリー役のシシー・スペイセクと母親役のパイパー・ローリーがホラー映画としては異例といえるアカデミー賞ノミネートを果たしており、クロエとジュリアンがそれ以上の狂気の競演を見せてくれるのか期待がかかる。
監督を務めるのは、『ボーイズ・ドント・クライ』でヒラリー・スワンクにアカデミー賞主演女優賞をもたらした実績もあるキンバリー・ピアース。原作者のキングが「わたしの作品に最も忠実に映像化されている」と絶賛し、いまだホラー映画史にさんぜんと輝くパルマ監督版『キャリー』を、ピアース監督がどのように生まれ変わらせるのかも注目される。『キャリー』は、現在カナダのトロントほかにて鋭意撮影中だ。(編集部・市川遥)
映画『キャリー』は2013年5月全国公開