巨匠ウディ・アレン監督が選んだ名作10作品とは?
映画『アニー・ホール』や『マンハッタン』など数々の名作を手掛けてきたニューヨーク出身の巨匠ウディ・アレン監督が、Sight & Sound誌に自身が選んだ名作10作品を発表した。
ウディ・アレンもお気に入りの名作 映画『市民ケーン』写真ギャラリー
同誌によると、以下の作品が挙げられている。
『第七の封印』(イングマール・ベルイマン監督、1956年)
『市民ケーン』 (オーソン・ウェルズ監督、1941年)
『大人は判ってくれない』 (フランソワ・トリュフォー監督、1959年)
『8 1/2』 (フェデリコ・フェリーニ監督、1963年)
『フェリーニのアマルコルド』 (フェデリコ・フェリーニ監督、1974年)
『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』 (ルイス・ブニュエル監督、1972年)
『大いなる幻影』 (ジャン・ルノワール監督、1937年)
『突撃』 (スタンリー・キューブリック監督、1957年)
『羅生門』 (黒澤明監督、1950年)
『自転車泥棒』 (ヴィットリオ・デ・シーカ監督、1948年)
子どもの頃から数多くの映画を鑑賞してきたウディ・アレン監督は、自身の作品の台詞の中でも語っていた『第七の封印』、『大人は判ってくれない』、『自転車泥棒』などを選択、さらに名作の多いスタンリー・キューブリック監督作品の中で『突撃』、黒澤明監督の『羅生門』を挙げたのは、人間の心理や奥深さを描いた作品が好きなのがうかがえる。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)