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サシャ・バロン・コーエンは21世紀のチャップリン!?『ディクテーター』いとうせいこうが絶賛!

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コメディの金メダル!サシャを絶賛したいとうせいこう
コメディの金メダル!サシャを絶賛したいとうせいこう

 9月14日から17日まで開催される「第5回したまちコメディ映画祭in台東」のカウントダウンイベント、映画『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』特別試写会が28日に都内で行われ、映画祭総合プロデューサーのいとうせいこうが登場。映画祭の見どころや本作の魅力を語った。

映画『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』写真ギャラリー

 2008年11月に誕生した日本初の本格コメディ映画祭で、今年第5回の節目を迎える「したまちコメディ映画祭in台東」(略称したコメ)。いとうは「5回もやらせてもらってありがたい。今はイベントとして周知されつつある。泣く映画もいいけど、かつての日本では笑う映画も、もうちょっと得意としていたはず。この文化をもう1回エネルギッシュにしたいんです!」とコメディ映画への思いを熱く語った。

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 またいとうは、今回の映画祭で上映される作品に触れ、「インド映画の『ボス その男シヴァージ』はぜひ来て欲しい。これは客が一緒に盛り上がっていくら騒いでもいいという、マサラシステムで上映するんです。そのほか、フィリピン映画の『レミントンとオカマゾンビの呪い』もタイトルで損しているけどすごくいい。フィリピン映画はたまにすごいのが出るんですよ」とアピールした。

 そして、公開日の関係で映画祭での上映は叶わなかった『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』についていとうは「(製作・脚本・主演の)サシャ・バロン・コーエンは素晴らしいコメディアン。物語はフィクションなんだけど、現実の政治問題や民族問題に関する皮肉が随所に入っている。みんなも観たらわかると思うけど、『チャップリンの独裁者』を思い出させる。21世紀のチャップリンはこういう形で出てくるのかも」とサシャを喜劇王チャールズ・チャップリンになぞらえて絶賛していた。

 『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』は、自由の国アメリカで身元不明となった世界一危険な独裁者アラジーン(サシャ・バロン・コーエン)に襲い掛かる、人生最大の試練と恋を描いたコメディー作品。何者かの陰謀でトレードマークのひげをそられ、浮浪者同然になった将軍様の前代未聞の大逆襲が始まる。(古河優)

映画『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』は9月7日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国順次公開
第5回したまちコメディ映画祭in台東は9月14日から17日まで開催

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