最後の「午前十時の映画祭」も好調!累計興収はついに15億円突破!
往年の名作をオリジナルニュープリントで上映する「第三回 午前十時の映画祭」が前半25週の興行を終えた時点で、観客動員18万1,634名、興行収入1億7,577万6,500円を記録したことが明らかになった。第一回、第二回の成績を含めると、累計動員は162万9,591名、累計興収は15億7,843万1,900円となる。
3月3日から全国25スクリーンで興行を開始した「第三回 午前十時の映画祭」は、デジタル上映実施の可能性を模索するため、今回をもっていったん終了することが発表されている。それでも、多くの映画ファンから支持を集めている同映画祭は、第三回も動員は前回比で81パーセント、興収は同82パーセントとまずまずの滑り出しだ。(同時期・同劇場比較)
現時点での動員観客数トップは、ミュージカル映画の金字塔『サウンド・オブ・ミュージック』。2位以下には『風と共に去りぬ』『素晴らしき哉、人生!』『シャレード』『麗しのサブリナ』が続いている。
また、全日上映を行なっている東京・TOHOシネマズ みゆき座では第25週に上映された『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が動員数2,310名で2,000名の大台を突破。それに引っ張られる形で、同週の週計動員数はこれまでの25週で、トップに輝いている。
ついに残り25週を切った「第三回 午前十時の映画祭」。作品によってはこれがフィルム上映で観られる最後の機会になるかもしれないだけに、映画ファンならばぜひ足を運びたい好企画だ。(編集部・福田麗)
「第三回 午前十時の映画祭」は2013年2月15日までTOHOシネマズ みゆき座ほか全国25スクリーンにて開催中