織田裕二が「踊る」聖地・お台場にサプライズ登場! 15年の歳月を振り返りしみじみ
俳優の織田裕二が2日、お台場でこの日最終日を迎える「THE MANZAI in お台場合衆国」のファイナルイベントにサプライズ登場した。この時間帯はあいにく雨天だったが、織田が登場する寸前にピタリとやんで拍手喝采。「踊る大捜査線 」でおなじみのお台場のステージを踏み、織田はファンの大絶叫に笑顔で手を振って応えた。
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7日にはいよいよ『踊る』シリーズ最終作となる映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』が公開。テレビドラマから始まった15年の歳月を振り返り、織田は「当時ここら辺は空き地だらけで、空き地署って言われていたんですね。今はゆりかもめも通ってずいぶん発展しましたね」としみじみ。
テレビドラマが始まった当初はフジテレビもまだ新築されたばかりだったそうで「当時『建物はできているけど、まだ中は空いているからから好きに使っていいよ』って言われて、使いたい放題使っていました」と回顧。セットで使用していた机にも「普通は見える時しか引き出しの中身も入れていないのに、『踊る』ではカメラに映らない日でもいつも机の中身を美術スタッフさんがセットしてくれていました」とスタッフの熱意が伝わる裏話も披露した。
昨日は映画版へつながるテレビスペシャル版も放送されたが、織田は「自宅で観てましたよ。ほかのチャンネルが何をやってるかすごい気になって、CMになるとチャンネル変えたりしながら」とにっこり。この日は合衆国のPR活動をしているサンサンズの女子アナも駆けつけ、「小学生の頃から観ていました!」と明かされると、「最近そう言われるんですよ」と15年という歳月の長さを噛みしめていた。
本作は劇場版『踊る大捜査線』シリーズ最終作。警察が押収した拳銃が絡む殺人事件を皮切りに、第2の殺人、真下湾岸署署長(ユースケ)の子どもの誘拐事件が発生し、青島俊作(織田)ら湾岸署のメンバーが捜査に奔走する姿を描く。(取材・文:中村好伸)
映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』は9月7日より全国公開