朝ドラヒロイン夏菜、「家政婦のミタ」脚本家から厳しい洗礼　成長を約束

　3日、東京・NHK放送センターにて、平成24年度後期NHK連続テレビ小説「純と愛」試写会＆記者会見が行われ、ヒロインの狩野純役・夏菜、その恋人となる待田愛（いとし）役・風間俊介、山本敏彦チーフプロデューサーらが登場し、本作の見どころなどについて語った。

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　本作は、テレビドラマ「家政婦のミタ」の遊川和彦が脚本を担当。ホテル経営をする実家から飛び出したヒロイン（夏菜）が、大阪のホテル業界に就職、最愛の伴侶（風間）と出会い、二人で様々な困難を乗り越えて成長する姿を描く。

　「遊川さんに一度も褒められたことがない」という夏菜は、「つらかった思い出しかない第1週の収録でした。でもこうしてできあがったのを観て、ほっとしました」と胸をなでおろした様子。「純のことを少しつかめた今では、これから成長していく姿をお見せできると思います」と前向きな姿を見せる。また、夏菜は風間と共演が決まり、「（風間は）すごい人だと思っていたので、足を引っ張らないように」とずいぶん気を遣っていたらしい。だが実際共演してみると「安定感が抜群で、どんなボールを投げても返してくれる」と大絶賛。

　それを聞いた風間は、「こんなに褒めてもらえるとは……」と大照れ。「安定感はコンプレックスだったこともある。でもそれが僕の持ち味でもある」と明かし、「どんな球が飛んでくるかわからない女優さん（夏菜）と、それを受け止められる僕。このデコボコ感がいいコンビだと思います」と語り、夏菜とも目を合わせお互いうなずき、早くもいいコンビの雰囲気をかもし出していた。（取材・文：尾針菜穂子）

NHK連続テレビ小説「純と愛」は10月1日より放送予定