ももクロが演芸場にサプライズ出演!桃黒亭一門として落語ファン前にパフォーマンス!
人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」ふんするユニット「桃黒亭一門」が29日、上野の鈴本演芸場にゲスト出演し、新曲「ニッポン笑顔百景」を披露した。同演芸場に歌手が出演するのは、初めてのことになるという。
同曲は、落語家の女の子たちが寄席の楽屋で繰り広げるガールズトークをひたすら描いた、人気マンガのアニメ化「じょしらく」のエンディングテーマ。アニメの監修を落語家・林家しん平が務めていることから出演が実現し、5人はそれぞれ「ももクロ」イメージカラーの着物に袖を通し、元気にパフォーマンスを披露した。
場所柄、場内の客層は中高年の落語ファンが大多数。一門はしん平から舞台に上がった感想を聞かれると、桃黒亭ちび太(有安杏果)が「おばあちゃんの匂いがします」と語り、桃黒亭腹ぺこりの助(玉井詩織)も「夏休みに友だちの家に来たみたいで、落ち着きます」とコメントするなどマイペースな感想を披露する。
最後に桃黒亭なめんな(高城れに)が「おじいちゃん、おばあちゃんの温もりにあふれている場所だと思います」と述べると、しん平がすかさず「おじいちゃん、おばあちゃんは、もうすぐ温もりがなくなっちゃうんだよ」と返し、会場は大爆笑に包まれた。
その後5人は、カップリング曲も続けて熱唱。桃黒亭でこ八(百田夏菜子)は「(舞台の上が)思った以上にツルツルするんですね。でも、すごい楽しかったです」と大満足の様子で、なめんなも「今日は、わたしたち桃黒亭一門のパワーを出し切ったと思うので、ここにいる皆さんは、あと10年は寿命が延びると思います」と笑顔。客席も大喜びのサプライズとなった。(編集部・入倉功一)
桃黒亭一門「ニッポン笑顔百景」は9月5日発売 価格:1,500円(定価)