ザック・エフロン登場でベネチアに黄色い歓声!大勢のファンが駆け付けさすがのアイドルぶり!
第69回ベネチア国際映画祭
米俳優ザック・エフロン出演の米映画『アット・エニー・プライス(原題) / At Any Price』が現地時間31日、第69回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で公式上映された。現地入りしたザック目当てにファンが多数駆け付け、彼が移動する度に黄色い声が響き渡るという、さすがの現役アイドルぶりを見せつけていた。
同作品は米国の片田舎で巨大な農場を経営し、アメリカン・ドリームを成し遂げたかのように見える一家の確執を描いた人間ドラマ。ザックは出来る兄に対してカーレースに夢中な問題児の次男を演じており、ディーンという役名しかり『エデンの東』のジェームズ・ディーンを彷彿(ほうふつ)とさせる。またアイドル・イメージからの脱却を模索中のザックは、前作『一枚のめぐり逢い』に続いて濡れ場にも挑戦。今度のお相手は、ハリウッドの巨乳番長ヘザー・グレアムとあって、ファンはまたしてもやきもきしそうだ。
劇中、華麗なドライビング・テクニックを披露するザックは、記者会見で「実生活ではそんなに運転がうまくないんだ。この撮影のために少し教わったくらい。でもカーレースは、パパラッチから逃れるときに経験済みかな」と笑顔でジョークを飛ばす余裕ぶりを見せていた。
一方、ラミン・バーラニ監督はザックの俳優としての魅力を尋ねられ「彼はいずれジョニー・デップやトム・クルーズのような、偉大な俳優の足跡を辿ると思う」と絶賛し、ザックは照れ臭そうな笑みを浮かべていた。(取材・文:中山治美)
第69回ベネチア国際映画祭は9月8日まで開催