トム・クルーズの妻候補をサイエントロジー教会があっせん?
ケイティ・ホームズとの離婚が成立し、独り身となったトム・クルーズだが、次の妻はサイエントロジー教会が探してくれるかもしれない。
Vanity Fair誌の10月号によると、トムがニコール・キッドマンと離婚をした後、サイエントロジー教会は彼にぴったりの相手を信者の中から探そうとオーディションを開いていたという。記事によると、対象となっていたのは若い女優の信者で、教会の研修用ビデオのためのオーディションだと説明されていたらしい。
これらのオーディション・テープを何本か見たことがあるという信者のマーク・ヘッドリーは、「トム・クルーズのことをどう思う?」という突拍子もない質問がオーディションの中で聞かれていたと証言。記事を書いたモーリーン・オースによると、ロンドンで育ったイラン人女優のナザニン・ボニアディが選ばれ、2004年11月から2005年1月までトムと交際をしていたという。彼女は性生活なども含め、私生活の細部まで監査を受けた後、歯の矯正をさせられ、髪の毛を染め直し、恋人と別れるよう指示をされてからようやくトムと引き合わせられたらしい。
初めは彼女を気に入っていたトムだったが、彼女の感情表現の仕方や、早口で話すサイエントロジー教会のトップときちんとコミュニケーションが取れなかったことなど、不満が募ったため、教会関係者が彼女を教会施設へと引っ越させたとのこと。泣いている彼女を見た信者が理由を尋ねたところ、守秘義務があったのにも関わらず、彼女はトムとのことを話してしまい、罰としてトイレ掃除や街角で教会の本を売らされたと書かれている。
教会側は記事の内容をすべて否定し、情報提供者は不満を抱いている背教者だとコメント。トム・クルーズはインタビューされることを断ったという。(澤田理沙)