ニコラス・ケイジがレンタルDVDを長期延滞 Facebookで催促される
大スターのニコラス・ケイジが、レンタルDVDの返却をうっかり忘れるという庶民的なミスをしたことから、思わぬ(!?)騒ぎが持ち上がった。
TMZ.comによると、ケイジがDVDを延滞してしまったのは、ロサンゼルスにある「オールド・バンク・DVD」。ここでケイジは『スタア誕生』と『キング・オブ・コメディ』という名作映画2本をレンタルしたが、数か月にわたって返却せず、延滞金が加算されていくままとなっていた。
いつまで待っても商品が返却されない状況の中、同店のオーナーはついにFacebookに返却をうながすメッセージを掲載。「誰か近所でニコラス・ケイジに会ったら、ここ数か月うちの商品をレンタルしっぱなしだと伝えてください」などと投稿したとか。同サイトにオーナーが語ったところでは、その後ケイジは店に電話してきたという。
Facebookには、忠告をしたことでケイジが怒って叩きのめされたとしても責任は取らないとつづられていたが、ケイジはアシスタントのミスだったと素直に謝罪したそう。延滞金はおよそ224ドル(約1万7,920円)になっていたというが、店側も80ドル(約6,400円)を受け取るのみにしたという。(1ドル80円計算)
このケイジの素直な態度に感激したのか、やはりFacebook上でことの経緯を報告した同店は、その週末ケイジの映画を誰でも1本無料で貸し出すキャンペーンを行うと発表。ケイジに対しても「またいつでもご来店ください」としており、最近トラブル続きのケイジは、思わぬ形でファンを増やすことになったようだ。(西村重人)