声優ユニット「スフィア」戸松遥と寿美菜子、『放課後ミッドナイターズ』続編に意欲!
6日、人体模型が真夜中の学校で動き出すシュールなアニメ映画『放課後ミッドナイターズ』の舞台あいさつが新宿バルト9で行われ、声優ユニット「スフィア」としても活動中の人気声優・戸松遥と寿美菜子が登壇し、本作への熱い思いを語った。
同作は真夜中の小学校で夜な夜な動き出す理科室の人体模型キュンストレーキが起こす大騒動を、ハイテンションで描いたアトラクション・ムービー。福岡を拠点に活動する映像作家・竹清仁の長編監督デビュー作にして、アジア5か国同時公開、すでに続編も決定しているなど話題の作品だ。
ポスタービジュアルも人体模型がバイクにまたがるというシュールな作品ながら、二人は台本を読んだときからすっかり本作の世界観の虜(とりこ)になってしまたといい、戸松が「台本をいただいて読ませていただくうちに、後半にいくにつれて前半の謎が明かされたり、最後はほっこり温まる作品だったので早くやりたいと思っていました」とにっこり。寿もキュンストレーキがツボで「キャストも豪華でこれは絶対面白いにちがいないと思いアフレコも楽しみでした。キュン様も最高です!」と俄然やる気だったという。
二人が演じるのは真夜中の学校に訪れ大騒動に巻き込まれる幼稚園児の女の子で、戸松は「この世界観を純粋に楽しもうと思って、幼稚園児っぽさを技術的に作るよりも気持ち的に幼稚園児に戻った感じで演じました」と役づくりの秘けつも告白。すでに決定している続編に二人は声をそろえて「出たいです」と意欲満々で、続編では「(演じた幼稚園児が)中学生になった姿とか演じてみたいね」と思いをめぐらせていた。
この日はほかにも、子ども時代の思い出やアドリブ満載だったアフレコの裏話も明かした戸松と寿。最後のフォトセッションで登場したキュンストレーキには、二人も大喜びだった。(取材・文:中村好伸)
映画『放課後ミッドナイターズ』は公開中