NHK朝ドラに小泉今日子ら出演!新ヒロイン能年「伝説のアイドルの娘役なんて」と緊張
6日、来春放送のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の出演者発表会が渋谷のNHKであり、ヒロインの天野アキ役の能年玲奈に続き、共演することになった母役の小泉今日子や祖母役の宮本信子ほか、小池徹平、橋本愛、杉本哲太、吹越満など10人のそうそうたる出演者が登壇。能年は緊張しながらも、キョンキョンについての「伝説のアイドルの娘役なんてドキドキ」とフレッシュなコメントで会場を和ませた。
引きこもりがちな女子高生アキが母の故郷・岩手県の田舎町で祖母に影響されて海女さんを目指す物語。白いワンピース姿の能年は大物俳優陣との登壇で緊張した面持ち。母・春子役の小泉は「40歳過ぎて早起きができるお年頃になり、ここのところ朝ドラをずっと観ています。今回は出る側になるということでとてもうれしい」と笑顔でコメント。一方、祖母・夏を演じる宮本は「おばあちゃんの役が来るとは思わなかったが、老骨にむち打って頑張ります」と自虐的に抱負を述べて笑いをとった。
そんな中能年は、共演者の印象を聞かれてもなかなか言葉にならないようで、身もだえながらもやっと発したコメントが「伝説のアイドル(小泉)の娘役をやるなんて、緊張しています。めっちゃおきれいでドキドキしています」とピュアなあいさつ。それで吹っ切れたのか宮本には「少しだけ本読みをやらせてもらったときにすでに祖母の夏がいて、これが本物の役者なんだな」とこれまたピュアな感動を明かし場内を和ませていた。
登壇者一人一人がコメントをする際、小泉が最初に立ってあいさつし「座らせていただきます」という流れをつくったことに、アキの親友の兄を演じる小池は「この流れで行った方がいいかな」と語ると、北三陸駅長役の杉本は大ウケ。続く観光協会会長役の吹越は「ではわたしは床に座らせていただきます」とあいさつし、本当に床に座ったまま抱負を述べ、出演者全員で笑い合っていた。撮影前にもかかわらず出演者全員のチームワークはすでに出来上がっているようだった。会見にはそのほか、尾美としのり、有村架純、渡辺えり、福士蒼汰が出席した。(取材・文:池田敬輔)
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」は2013年4月1日~9月28日よりNHK総合ほかにて放送開始(全156回)