吉永小百合、17年ぶりにレコーディングに挑戦!初CD化30曲含むCD-BOX発売決定!
吉永小百合が、歌手デビュー50周年を記念して発売されるCD-BOX「吉永小百合ベスト100 ~いつでも夢を、いつまでも夢を~」で、17年ぶりのレコーディングに挑戦したことが明らかになった。6枚組のCD-BOXには、新たにレコーディングした1曲、初CD化される30曲を含む101曲が収録される。
今回、吉永が17年ぶりのレコーディングに挑戦した楽曲は、11月3日に公開を控える吉永の主演最新作『北のカナリアたち』のラストシーンで歌われる「あの青い空のように」。「天使の歌声を持つ子役オーディション」を行い、合格した6人の“天使の歌声を持つ”子どもたちが、吉永の生徒役を務めた同作。今回のレコーディングでも、吉永は子どもたちと共に美しい歌声を収録した。
『北のカナリアたち』では、先生にふんして、子どもたちの前でオルガンを弾き、歌の指揮をしたという吉永だが、17年ぶりのレコーディングは、「本当に緊張しました(笑)」と素直な思いを振り返っている。1962年、高校在学中に発売し20万枚のヒットを飛ばしたデビューシングル「寒い朝」、橋幸夫とのデュエットで日本レコード大賞を受賞し30万枚のヒットとなった「いつでも夢を」はもちろん、吉永小百合の歌手としての50年が詰め込まれたCD-BOXは、全ジャケット写真、ファンクラブ会誌のみに掲載された写真、出演映画のスチール写真なども含む充実の内容になっている。
“歌”が物語の鍵を握る重要な要素となっている『北のカナリアたち』は、ある事件をきっかけに離れ離れとなった教師と生徒が20年ぶりに再会し、それぞれの思いを明らかにしていくストーリー。湊かなえの短編小説を原作に、『北の零年』の那須真知子が脚本、『大鹿村騒動記』の阪本順治が監督を務め、吉永のほか、柴田恭兵、仲村トオル、里見浩太朗、森山未來、満島ひかり、勝地涼、宮崎あおい、小池栄子、松田龍平の豪華キャストが共演した。
吉永は「あの青い空のように」を歌う本作のラストを「いろいろな、苦しいことも、悲しいことも忘れて、おおらかに歌うシーン」と振り返り、「この曲以外にもいろいろな歌が歌われています。子どもたちと歌が織りなすドラマを、ぜひ観ていただきたいと思います」と映画への自信を見せた。(編集部・島村幸恵)
CD-BOX「吉永小百合ベスト100 ~いつでも夢を、いつまでも夢を~」(税込み:1万5,000円)は10月3日発売
映画『北のカナリアたち』は11月3日より全国公開