シンシア・ニクソンがアメリカの詩人エミリー・ディキンソンに挑戦!
世界中で大ヒットしたテレビドラマ「SEX AND THE CITY」でミランダ役を演じて名をはせたシンシア・ニクソンが、アメリカの詩人エミリー・ディキンソンを演じることがThe Hollywood Reporterほか複数のメディアで伝えられた。
シンシア・ニクソン出演映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』フォトギャラリー
これは、制作会社ハリケーン・フィルムズのソル・パパドポウロスとロイ・ボルターが企画している伝記映画で、映画『遠い声、静かな暮し』や『ネオン・バイブル』のテレンス・デイヴィス監督が、脚本兼監督を担当することになっている。そして、今回新たにアメリカを代表する女性詩人、エミリー・ディキンソン役にシンシア・ニクソンが挑戦することになったようだ。
1830年にマサチューセッツ州のアマーストの旧家に生まれたエミリー・ディキンソンは、地元アマースト・アカデミーで学んだ後、マウントホリヨク女学校に入ったがホームシックでわずか一年で退学する。その後はアマーストを離れることなく、詩を書き始めたが彼女が生前に発表した詩は数編だけで、無名のまま生涯を終える。しかし、1955年に1775編を収めた『全詩集』が刊行され、世界中で高い評価を受けるようになり、現在では、ウォルト・ホイットマンと並んでアメリカを代表する詩人と称されている。
ちなみにテレンス・デイヴィス監督は、シンシア・ニクソンを心に留めてこの脚本を執筆したそうで、予定通りのキャスティングで期待できる作品になりそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)