青柳翔、舞台上からHIROの結婚を祝福
16日、浅草中映劇場にて映画『メンゲキ!』の舞台挨拶が行われ、出演者の青柳翔(劇団EXILE)が登壇し、映画撮影時のエピソードなどを振り返った。フォトセッションの際には記者陣からHIRO (EXILE)の結婚について問われ、少し恐縮しながら「おめでとうございます」と祝福のメッセージを送る場面も見られた。
映画『メンゲキ!』はラーメンチェーンの「天下一品」と金山一彦が企画したコメディ映画。脚本でスピードワゴンの小沢一敬が参加していることでも話題だ。この日の舞台挨拶にはその青柳の他、秋山真太郎(劇団EXILE)、天野浩成、監督の四季涼が登壇した。
最初にオファーをもらったときは「え? ラーメン?」とびっくりしたという青柳。「天下一品」の企画ということで、「天下一品の店員の役でもやるのかなと思った」と当時を回想する。
実際、ラーメン作りのシーンもあり、スタッフから「ラーメンがおいしそうに見えればいい」と演技指導をもらっていた出演陣。だが、青柳は実生活では自炊をすることはなく外食が中心で、「家には鍋もお皿もない状態。ラーメン作りの練習の為に家にラーメンの素材を持ち帰って練習したけどなかなかうまく作れなかった」と役作りの苦労を話した。
そんな青柳について秋山は「青柳さんはラーメン作るのうまかったですよ」とフォロー。実生活でも仲がいいようで、毎日連絡を取り合うような関係。撮影中はロケ地にいつでもラーメンが食べられるような状態があり、毎日ロケ弁とラーメンを食べたというエピソードを楽しそうに明かしていた。
また、昨日のレッドカーペットでは撮影中は面会の機会がなかった小沢と初対面したエピソードを明かした青柳、秋山は、その小沢の印象について「子供ようにピュアな人(秋山)」と語り、青柳も「楽屋でがやがや話してすごく楽しかった」とコメントし、小沢の人間性についても賞賛した。
上映期間はすでに終わった本作。「また、こんな大きなスクリーンで上映できるとは思わなかった」と出演陣。DVD化も決まり、青柳は「見終わった後、気分がスカッとするような映画。ぜひ楽しんでほしい」と、客席に向けて挨拶し、舞台挨拶を締めくくっていた。(取材・文 名鹿祥史)
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