瑛太、地域医療の崩壊に直面する青年医師に!人気小説「極北ラプソディ」がドラマ化!
俳優の瑛太が、来年3月にNHKで放送されるドラマ「極北ラプソディ」で主演を務めることが明らかになった。地域医療の崩壊をテーマに、理想と現実のはざまで悩む青年医師の成長を描いた同作で、瑛太は主人公の外科医・今中良夫を演じる。
同作は、昨年放送されたNHKドラマ「マドンナ・ヴェルデ ~娘のために産むこと~」、そして映画『チーム・バチスタの栄光』の原作者として知られる海堂尊の小説「極北クレイマー」「極北ラプソディ」を全2回でドラマ化した作品。北海道にある破綻寸前の市民病院を舞台に、ある青年医師の1年を、まったく考え方の異なる先輩医師との確執や恋人との愛のゆくえを絡めながら描く。
瑛太がNHKドラマに出演するのは、小松帯刀を演じた2008年の大河ドラマ「篤姫」以来約4年ぶりであり、今回がNHK初主演。「篤姫」に続いてタッグを組む制作統括の佐野元彦は、主演は瑛太しか考えられなかったといい、「『篤姫』という多くの視聴者に愛してもらえたドラマの中で、共に成長した仲間という気持ちがわたしにはあります。『篤姫』以降の瑛太さんの活動は全て追ってきたつもりです。そんな中で、内面の微妙な変化が必要とされる今中という役を、瑛太さんだけが到達できるレベルで表現してくれることを、とても楽しみにしています」と期待を寄せている。
共演には、加藤あい、小林薫など。今中の恋人で、幼いころに父親と生き別れたという過去を持つ女性・並木梢を加藤が、再建請負人として院長に就任し今中と事あるごとに対立する世良雅志を小林が演じている。
撮影は本日16日からスタートし、来年1月中旬まで行われる予定。一部シーンを除いてはすべて北海道でロケを敢行するといい、秋・冬にわたって北海道ならではの自然美を撮影する。(編集部・福田麗)
特集ドラマ「極北ラプソディ」は2013年3月にNHK総合にて放送予定 全2回