子供用のビキニを販売しているエリザベス・ハーレイ、女の子の性別化に貢献していると非難される
エリザベス・ハーレイが販売している子供向けの水着が小さな女の子を性別化していると非難を浴びている。
エリザベス・ハーレイ出演 映画『エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画』写真ギャラリー
エリザベス・ハーレイ・ビーチ・レーベルというブランド名で水着などを販売している彼女のウェブサイトには、大人っぽく見せたい子のためにと8歳から13歳向けのビキニが掲載されている。ビキニ姿でポーズをとっている女の子の商品説明には、「ティーンエイジャーだけでなく小さい女の子にも大人気。大人のビキニのミニバージョン」と記載されており、サイズ以外は大人の水着と変わりはないことを宣伝している。
8歳未満のための子供用ビキニも販売しているエリザベスに対し、イギリスの児童保護チャリティKidscapeの会長クロード・ナイトは子供の水着としては不適切だと非難。「大人っぽい商品は、若い女の子の性別化に貢献しており、世間で大きく取り上げられている児童保護という立場を全く考慮していません。ウェブサイトで女の子たちが取っているポーズなどは特にです」とDaily Mail紙にコメントしているが、エリザベスだけでなく、アパレル業界全体が子供を大人っぽく見せようとする服の販売をやめるべきだとも言っている。
これに対しエリザベスのスポークスマンは、同水着ラインはイギリスのハロッズを始め、アメリカ、中東などでも人気が高く、よく売れているとコメント。ほとんどの客がリピーターで、子供たちがデザインを気に入って購入していると反論している。
子どもがビキニを着ることに反対する声は多く、最近では生後4か月の娘にビキニを着せて写真を公開したジェシカ・シンプソンが「不適切な行動」と非難を浴びたばかりだ。(澤田理沙)