大竹しのぶが芸者で町おこし!出戻り女性役・杉田かおるとスナックママ役・松田美由紀と共演で天草舞台に映画制作!
大竹しのぶが主演を務め、芸者で町おこしをする女性たちを描いた映画『女たちの都~ワッゲンオッゲン~』が、制作されたことが明らかになった。大竹のほか、松田美由紀、杉田かおるが出演する本作。映画の舞台となった熊本県にあるDenkikan、本渡第一映劇、ワーナー・マイカル・シネマズ熊本にて先行上映の後、12月29日より全国順次公開されるという。
かつては漁業と花街で栄えた熊本県天草市牛深町を舞台とする本作。大竹が務めるのは、ブラザー・トム演じる夫と共に名物のウツボを売り生計を立てる女性・弓枝役。松田美由紀が一度も結婚できないままスナックのママを続けるゆり子を演じ、杉田かおるは離婚を機に東京から戻ってくる春美にふんする。本作は、そんな女性たちが元遊郭を料亭にし、シングルマザー、借金だらけの女性、結婚できない女性を集め、芸者で町おこしをしようと奮闘する姿を描いた作品だ。
本作には、エキストラとして熊本県天草市牛深町民1,000人が集まって撮影したシーンも。メガホンを取った祷映監督は、豪華女優陣の共演に、「1時間くらい失踪したこともありました」と苦労があったことも明かすが、大竹をはじめとしたキャストも入ってみんなで脚本を巡ってああでもないこうでもないと討論をしたことを明かし、「一流を超える『超一流』とはこういうものか、と深く感じた現場でした」と撮影を振り返っている。
大竹、松田、杉田、ブラザー・トムのほか、西尾まり、遠藤憲一、中村有志、長山藍子が出演した本作は、時代性を反映した女性たちのパワーが感じられる一作に仕上がっている。(編集部・島村幸恵)
映画『女たちの都~ワッゲンオッゲン~』はDenkikan、本渡第一映劇、ワーナー・マイカル・シネマズ熊本にて先行上映の後、福岡 中洲大洋映画劇場ほかにて全国順次公開