プロレスラー武藤敬司、出演映画でセリフがすべてカットされる!
特集上映「世紀の流血映画デスマッチ」の初日舞台挨拶が22日、シアターN渋谷で行われ、プロレスラーの武藤敬司が、旧知のレスラーで俳優のケヴィン・ナッシュと共に映画をアピールした。
同特集では、8体のモンスターがデスマッチを行う『モンスター・トーナメント 世界最強怪物決定戦』と、ゾンビに襲われたカジノからの脱出を目指す『カジノ・ゾンビ BET OR DEAD』が上映。前者にはケヴィンが俳優として出演している。
登場する8人のモンスターをすべてレスラーが演じたという『モンスター・トーナメント 世界最強怪物決定戦』について武藤は「非常にばかばかしくって」と評すると、かつて共に戦った間柄であり、俳優としても活躍するケヴィンに対抗する形で自らも出演作『天地明察』をアピール。だが「セリフのあるシーンがみんなカットされたけど」とぼやき、会場から笑いが起きていた。
武藤とケヴィンが登壇する舞台あいさつとあって、会場にはプロレスファンが多数集結。公式レフェリー(宣伝大使)を務める武藤はそのことを知ると、満足そうに頷く場面もあった。
映画の見どころを聞かれたケヴィンは「ラスト1分、見てくれればわかる」と自信のある様子。一方、武藤は「意気込んでみる映画じゃない。リラックスしてカジュアルな気持ちで見て」と観客に呼びかけていた。(取材・文:県田勢)
特集上映「世紀の流血映画デスマッチ」はシアターN渋谷にて開催中