ジョニー・デップ主演映画の撮影現場で死亡事故 スタッフが溺死
現在撮影中のジョニー・デップ主演映画『ザ・ローン・レンジャー(原題) / The Lone Ranger』の撮影現場で、スタッフの死亡事故が発生した。
TMZ.comによると、死亡したのは貯水槽で作業していたダイバーの一人。溺れているのを発見したほかのスタッフはすぐに911通報したが、救急隊員が現場に到着した時点ですでに心拍停止状態だったという。その後、ヘリコプターで近くの病院に運ばれたが、死亡が確認された。
事故が起きた当日、映画の撮影は行われておらず、ダイバーは水槽を洗うなどして、撮影準備をしていたとみられている。
製作会社のディズニーは「『ザ・ローン・レンジャー』のクルーが病院に搬送された後、死亡が確認されました。この悲痛な事故の原因究明に、我々は全面的に協力します」との声明を発表している。
本作は、ネイティブアメリカンのトントと白人のローン・レンジャーの友情と冒険の物語を描いた作品。ジョニーがネイティブ・アメリカンのトントを、ローン・レンジャーをアーミー・ハマーが演じている。予算の都合で一時製作が中断されていたが、今年2月にようやく撮影開始。来年7月3日公開予定となっている。(鯨岡孝子)