セリーヌ・ディオン、残業代未払いで訴えを起こしていた元従業員と和解
セリーヌ・ディオンと夫レネ・アンジェリルを残業代未払いで訴えていた元従業員が示談に応じたという。
キース・スタートヴァントはセリーヌとレネのもとで倉庫管理人として週40時間働いていたが、勝手に上級一般職として区分けされていたため、残業代をもらえなかったと6月に訴えを起こしていた。
上級一般職は、残業代なしの固定給で働く管理職で、アメリカの公正労働基準法の対象にはならない。キースは年収3万1,250ポンド(約395万円)で働き始め、その後、3万9,375ポンド(約496万円)まで昇給したとのこと。本来ならば、これに残業代ももらえるはずだとキースは主張したが、セリーヌとレネのスポークスマンは、残業代込みの金額だと反論していた。
キースは2009年に仕事の質の悪さを理由に解雇されており、その際、セリーヌ側は6,250ポンド(約80万円)と休暇を与えようとしたものの、彼は受取を拒否したという。この度、残業代未払い訴訟については示談が成立したというが、セリーヌ側がいくら支払ったのかは明らかにされていない。
今年2月にのどの不調でラスベガスのショーをキャンセルし、6~8週間の休養をとっていたセリーヌは、医師からの許可がでたため、新アルバムのレコーディングを進めているという。(BANG Media International)