THE虎舞竜・高橋ジョージ、初舞台に挑戦!これまでのスタンスを翻し…満を持してのデビュー
THE虎舞竜の高橋ジョージが、来年2月に上演される「ロックオペラ モーツァルト」で初舞台に挑戦することが明らかになった。これまで「舞台はやらない」というスタンスだったという高橋だが、「ロックオペラ」「モーツァルト」という題材、そして父親という役柄にひかれるものがあり、出演オファーを快諾した。
高橋が演じるのは、モーツァルトの才能にいち早く気付き、音楽の道へと導いた父・レオポルト。「俺の職業は“ロックンローラー”。実は『舞台はやらない』というスタンスで今までやってきた」と明かした高橋だが、「自分の中で、この作品には、舞台とは違う何か強さを感じた」といい、初舞台の作品として本作をチョイスした。
出演に先立ってはフランス版の映像を鑑賞。「純粋に『カッコイイ!!』と思った。ただそれは同時に、『やるからには、中途半端なものを見せられない』という覚悟を決めた瞬間でもあった」と意気込みを明かすとともに、舞台の上でもあくまでロックンローラーとして振る舞うことを明言。「“ロックンローラー”として、毎回同じことをやるという感じではなく、“ワンナイトスタンド(一回きりの公演)”に全力でパワーを出しきって臨みたい」とコメントしている。
同作は、誰もが知る音楽家・モーツァルトの生涯をロックオペラとして表現した新たな作品。2009年9月にフランス・パリにて初演され、現在に至るまで計305回公演、通算150万人を動員した。日本初演となる今回は、山本耕史と中川晃教が、天才モーツァルトと、その宿敵サリエリの二役を交代で演じるというスタイルで上演。初競演となる二人ほか、共演には鶴見辰吾、キムラ緑子、菊地美香、AKANE LIVなど。演出は、ミュージカル「スパイダーマン」で知られるフィリップ・マッキンリーが務める。(編集部・福田麗)
「ロックオペラ モーツァルト」は2月11日~17日に東京・東急シアターオーブで上演 ほか大阪公演あり