『英国王のスピーチ』続編が製作へ? コリン・ファースはすでに出演決定との報道も
第83回アカデミー賞作品賞を受賞した映画『英国王のスピーチ』の続編が製作されるかもしれない。The Sunによると、同作は第2次世界大戦中のロンドン大空襲を舞台にしており、すでに主演のコリン・ファースが出演契約を結んでいるという。
『英国王のスピーチ』は、幼いころから吃音(きつおん)に悩まされてきた英国王ジョージ6世がさまざまな困難に立ち向かう姿を、史実を基に描いた作品。第83回アカデミー賞では作品賞を含む4部門で受賞。コリンは念願ともいえる主演男優賞を手にした。
関係者によると、コリンのみならず、妻エリザベスを演じたヘレナ・ボナム=カーター、スピーチ矯正の専門家ライオネル・ローグを演じたジェフリー・ラッシュも、前作のトム・フーパー監督が続投するならという条件付きではあるものの、続編出演を熱望しているとのことだ。
また、続編ではジョージ6世の吃音(きつおん)治療の過程ではなく、ロンドン大空襲という国難に際して、英国王室がいかに振る舞ったのかにスポットが当てられる予定。まだ企画の初期段階であると同関係者は明かしている。
まだ正式発表されていないため、うのみにはできないものの、映画ファンならば思わず期待してしまう今回のニュース。続報が気になるところだ。(編集部・福田麗)