J・K・ローリング、「ハリポタ」シリーズのディレクターズカット版を執筆したいという思いを吐露
「ハリー・ポッター」シリーズの作家J・K・ローリングが、「ハリー・ポッター」作品の執筆はかなりタイトスケジュールで、そのうち2作はさらに1年は時間が必要だと感じながら書きあげたため、できることならディレクターズカット版を執筆したい思いがあると、BBC Newsでの取材で打ち明けた。
「ハリー・ポッター」シリーズは、タイトなスケジュールの中で書きあげなければならず、完璧を期すのに十分な時間は費やせなかったという。読み返したときには、「もう一回『ハリポタ』の世界に戻って、ディレクターズカットを手がけたい」と感じたのだそう。
9月27日に発売される、ローリング初の大人向け小説「ザ・カジュアル・ベイカンシー(原題) / The Casual Vacancy」は大人向けのテーマで書かれ、罵(ののし)り言葉も使われているため、決して児童向けではないことを理解しておいてほしい、とのことだ。さらに、この次の小説は、再び若い読者向けの作品になるであろうともコメントしている。(鯨岡孝子)